宍戸克成 個展「始まりの音、終わりの音。五十音絵図」

宍戸克成 個展「始まりの音、終わりの音。五十音絵図」
6月28日(土)～7月17日(木)
7F 7gallery

「もしも文字が踊りはじめたらどんな姿になるのか？」という問いに着想を得た本作では、ひらがな一文字が360度高速回転する様子を可視化。静止した文字に動きを与えることで、平面上にいながらも立体感と繊細な線を生み出し、想像を超える造形美を提示する。観る者の心を揺さぶり、元の文字を超えた豊かな表現へと変貌する、新たな文字の可能性を追求した。
青は100色の線が折り重なるり、墨は墨一色で描かれる深い黒。藍は日本の伝統色を用いた色を「藍-あい」の頭文字と結びつけている。正方形を用いた本作は、ひらがなを四角いマスの中に書くという、日本語の書字行為そのものから着想しました。書く動作そのものが、この作品の原点です。また、線の重なりによって自然に発生するモアレ（干渉縞）を、線の本数や山と谷のバランスを微調整することで、意図的にコントロールしています。

ぜひ、この機会にお立ち寄りください。

Katsunari Shishido和紙シリーズ No.1「あ」青88,000円

Katsunari Shishido和紙シリーズ No.1「あ」藍88,000円

Katsunari Shishido和紙シリーズ  No.1「あ」墨88,000円

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